カペッロが古巣レアルに提言 “誰”の獲得を勧めた? 

ミラン、レアル、ローマ、ユヴェントスなどで監督を務めたカペッロ氏 photo/Getty Images

「PA内でのスペシャリスト」

かつてレアル・マドリードで指揮を執ったファビオ・カペッロ氏が、同クラブにある選手の獲得を勧めた。

同クラブは今季のリーガ・エスパニョーラ第8節消化時点で4位(4勝2分け2敗)と出遅れ。直近の公式戦4試合連続で無得点に終わるなど、FWクリスティアーノ・ロナウド退団(ユヴェントスへ移籍)の影響を払拭できずにいる。カペッロ氏はこうした現状をふまえ、FWマウロ・イカルディ(現インテル)の獲得を同クラブに提言。同選手の決定力の高さを称えた。米『Bleacher Report』が伝えている。

「私はイカルディのファンだ。彼はクリスティアーノ・ロナウドと同じように、ペナルティエリア内におけるスペシャリストだ。彼に3回ボールを渡せば、その全てをゴールに結びつけてくれる。私が今レアル・マドリードを率いていたなら、すぐに彼の獲得に動いていただろう」
相手DFの視界から消える動きでフリーの状況を作り、味方からのクロスを呼び込むことを得意とするイカルディ。9月18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(トッテナム戦)では86分に難易度の高いボレーシュートを突き刺して試合を振り出しに戻すなど、数少ない決定機を確実にものにした点も印象的だ。ルカ・モドリッチやトニ・クロースなど、世界屈指のチャンスメイカーが集うレアル・マドリードだが、今の同クラブに必要なのは、彼らが作ったチャンスを得点に結びつけることができるストライカーなのかもしれない。

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