退屈でも徹底守備! ニューカッスルMFがベニテス支持する理由

ニューカッスルを指揮するベニテス photo/Getty Images

トップチームに大敗しなければ良し

開幕から1分3敗と勝ちがないことに加え、第3節のチェルシー戦で超守備的戦術を敷いたことが批判されたニューカッスル。退屈なサッカーと指摘されても仕方ないが、MFマット・リッチーは指揮官ラファエル・ベニテスのやり方は間違っていないと信頼を口にする。

トップチーム相手に戦うには、退屈でも守備を固めた方が無難だからだ。英『TalkSport』によると、リッチーは同じ敗北でも大敗することがないと守備的なプランに納得しており、得失点差を抑えられるならば問題ないとの考えだ。

「フットボールとは小さなことで決まるものだ。ビッグチームとの戦いにおいて僕たちが1度のチャンスを活かせば、とたんに1‐1、2-2など異なるストーリーとなってポイントを稼げる。ビッグチーム相手には常にこのやり方でプレイするよ。3、4失点の大敗は僕たちにないんだ。昨季も僕たちの得失点差は非常に良い数字だったし、このリーグは得失点差がポイントとなる」
結局ニューカッスルは今季もチェルシーには1-2、マンチェスター・シティにも1-2と僅差のゲームにはなっている。昨季のニューカッスルは39得点47失点となっているため、得失点差も悪くない。楽しいサッカーを追い求めて攻撃的になるより、しぶとく耐えて失点を抑えて負けた方が順位表へのダメージは少なくなる。前線の武藤嘉紀らにすると退屈な話だが、これも残留するには有効な手段か。

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