2015年から”175試合”の超激務 ケインの体は大丈夫?

イングランド代表のケイン photo/Getty Images

トッテナムと代表で大忙し

2013-14シーズンあたりから徐々に頭角を現し、そこから世界トップクラスのストライカーへと急激に成長したトッテナムのハリー・ケイン。ここ5年ほどのケインのサッカー人生は、非常に忙しいものとなっている。そのため十分な休養が取れていないのではないかと心配しているのが元マンチェスター・ユナイテッドDFガリー・ネビル氏だ。

トッテナムでの奮闘はもちろんだが、イングランド代表でもケインは忙しい。2015年夏にはU-21欧州選手権を戦い、翌年の夏にはEURO2016。そして今夏にはロシアワールドカップで大会得点王を獲得する働きを見せるなど、トッテナムでのシーズンが終了してからも忙しい日々を過ごしてきたのだ。

英『sky SPORTS』によると、ネビル氏は「ケインのことを心配している。2015年から彼は175試合もプレイしていて、フィジカル面と同様にメンタル面の休養が必要だ。2015年から彼は十分に休んでいない」と心身両方に疲労が溜まっているのではないかと気にしている。
ケインは今回の代表戦でも、UEFAネーションズリーグのスペイン代表戦にフル出場し、続くスイス代表との親善試合でも途中出場している。ネビル氏は親善試合にも途中出場させたことに驚いたようで、少々フル稼働させすぎではないのか。ケインは2年後のEURO、4年後のワールドカップでもイングランド代表の主役であり続けるだろう。今回のようなケースではロシアワールドカップの疲労も考慮して招集を見送ることもできるはず。ネビル氏はケインが燃え尽きないか心配しており、ここはコントロールしていく必要がありそうだ。

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