市場価値と比べると超破格!? 今夏の『お買い得だった選手』トップ10

近年、信じられないような高額な移籍金がポンポン飛び交う欧州の移籍市場。もはや狂気の沙汰だが、「お得」と言える移籍がないわけではない。スポーツ研究国際センター(CIES)が10日、市場価値と実際の移籍金を比較し、今夏の移籍市場において『お得だった選手』をランキング形式で発表している。今回は、その中のトップ10を紹介しよう。

市場価値と実際の移籍金を比較

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市場価値と実際の移籍金を比較

フランス期待の若手GKラフォン photo/Getty Images

市場価値と実際の移籍金を比較

母国イタリア復帰を果たしたザザ photo/Getty Images

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10位 U-20フランス代表GKアルバン・ラフォン


1999年1月23日生まれ(19歳)
所属先:トゥールーズ→フィオレンティーナ
移籍金:850万ユーロ(約11億円)
市場価値:1840万ユーロ(約24億円)
差額:−990万ユーロ

フランスの各年代代表で活躍してきた期待の若手GK。2015年11月に16歳ながらプロデビューを果たすと、その後チームの正守護神に定着した。今季からは戦いの舞台をイタリアへ移し、ここまで無敗のフィオレンティーナで、2連勝に貢献している。セリエAには同い年で、同じく16歳でプロデビューを飾ったGKジャンルイジ・ドンナルンマがミランにいるが、彼に引けを取らない逸材。今後のさらなる成長に期待だ。

9位 イタリア代表FWシモーネ・ザザ


1991年6月25日生まれ(27歳)
所属先:バレンシア→トリノ
移籍金:1400万ユーロ(約18億円)
市場価値:2410万ユーロ(約31億円)
差額:−1010万ユーロ
※今季は一旦レンタル移籍で加入し、来夏に完全移籍予定。移籍金は来夏の移籍金を含む総額

3シーズンぶりに母国復帰を果たしたストライカーだ。2016年夏に自身初の海外挑戦を決断し、レンタル移籍でウェストハムへ加入したが、プレミアリーグに馴染むことができず、わずか半年で退団。2017年1月に今度は戦いの舞台をスペインへ移し、バレンシアへ加入した。すると徐々に存在感を発揮し、2017-18シーズンは6試合連続ゴールを記録するなど、リーグ戦33試合に出場して13ゴールを挙げる活躍を見せた。史上最悪のPKと批判されたEURO2016・準々決勝(ドイツ戦)の“ちょこちょこPK”や、思うようにいかなかったプレミアリーグの経験など、幾多の困難を乗り越えてきたこのストライカーは今季、母国で成長した姿を披露することができるのか。

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数々のタイトルを獲得してきた世界No.1プレイヤーのロナウド photo/Getty Images

ロシアW杯でも注目を集めたウルグアイの若き逸材トレイラ photo/Getty Images

8位 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド


1985年2月5日生まれ(33歳)
所属先:レアル・マドリード→ユヴェントス
移籍金:1億500万ユーロ(約136億円)
市場価値:1億1650万ユーロ(約151億円)
差額:−1150万ユーロ

近年、サッカー界をけん引してきた世界No.1プレイヤー。レアル・マドリードをCL3連覇へ導くなど、これまで所属クラブに数々のタイトルをもたらし、個人としても5度のバロンドールを受賞している。33歳になった現在もゴールへの嗅覚は健在で、新たな挑戦としてユヴェントスへの移籍を決断した。同クラブが悲願の欧州制覇を成し遂げるためのキーマンとなりそうだ。新天地では未だゴールを挙げられていないが、ゴール量産も時間の問題か。

7位 ウルグアイ代表MFルーカス・トレイラ


1996年2月11日生まれ(22歳)
所属先:サンプドリア→アーセナル
移籍金:3000万ユーロ(約39億円)
市場価値:4190万ユーロ(約54億円)
差額:−1190万ユーロ

17歳でイタリアへ渡り、ここ数シーズン、セリエAで評価が急上昇していた若手MFのひとり。アンカーとして守備に貢献するだけでなく、中盤の底から前線へボールを供給し、ゲームメイカーとしての役割もできる。その存在感はウルグアイ代表でも発揮されており、今年3月にA代表デビューを飾ったばかりだが、見事ロシアW杯メンバーにも選ばれ、全試合に出場して同国代表のベスト8進出に貢献していた。復活を目指すプレミアリーグの名門で、どれだけやれるか見ものだ。

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経験豊富な戦う男、ナインゴラン。恩師スパレッティと再タッグ photo/Getty Images

フランス代表の各年代で活躍してきたラングレ photo/Getty Images

6位 元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン


1988年5月4日生まれ(30歳)
所属先:ローマ→インテル
移籍金:4000万ユーロ(約52億円)
市場価値:5290万ユーロ(約69億円)
差額:−1290万ユーロ

ともにスクデット争いを繰り広げるライバルクラブへ移籍したベルギーの“ニンジャ”(愛称)。ローマ時代の恩師であるルチアーノ・スパレッティ監督と再タッグを組む。すでにセリエAでの実績は十分で、無尽蔵のスタミナや破壊力のあるミドルシュート、粘り強い守備はインテルにとっても貴重。さらに彼の溢れ出す闘志は、ここ数シーズンに何度か見られた「一度不振に陥るとなかなか立て直せないインテル」になったとしても、チームに喝を入れてくれることだろう。メンタル面でも大きな存在となるかもしれない。

5位 フランス人DFクレマン・ラングレ


1995年6月17日生まれ(23歳)
所属先:セビージャ→バルセロナ
移籍金:3500万ユーロ(約45億円)
市場価値:4920万ユーロ(約64億円)
差額:−1420万ユーロ

A代表デビューはまだだが、フランス代表の各年代で活躍してきた若手DFだ。昨季プレイしたセビージャではチームに欠かせない存在となっており、CLで
ベスト8進出に大きく貢献。また、リーグ戦でも35試合に出場していた。ポテンシャルがあるのは間違いなく、安定守備に加えて、ロングフィードなども持ち味。CBを務めるピケとウムティティの牙城を崩し、出場機会を確保することができるのか。

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今夏、ビッグクラブが争奪戦を繰り広げたファビーニョ photo/Getty Images

評価が急上昇中のクリスタンテ。不振に陥る母国の未来を担う若きDF photo/Getty Images

4位 ブラジル代表MFファビーニョ


1993年10月23日生まれ(24歳)
所属先:モナコ→リヴァプール
移籍金:5500万ユーロ(約71億円)
市場価値:7380万ユーロ(約96億円)
差額:−1880万ユーロ

マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンなども獲得を狙っていたとされる守備的MF。かつてはレアル・マドリードにも所属していた。元々は右サイドバックを本職としていたが、ボランチとして起用され始めると、本格的に頭角を現し始めた。ボール奪取能力に長けているのはもちろんのこと、ブラジル人らしい柔らかな足元の技術やパスセンスも持っている。さらに188センチの長身を生かした空中戦も得意で、攻守に渡ってチームに貢献するオールラウンダーな選手だ。

3位 イタリア代表MFブライアン・クリスタンテ


1995年3月3日生まれ(23歳)
所属先:アタランタ→ローマ
移籍金:3000万ユーロ(約39億円)
市場価値:4940万ユーロ(約64億円)
差額:−1940万ユーロ
※買取義務付のレンタル移籍で加入。移籍金は買取手数料などを含む総額

ACミランの下部組織出身で、2011年に16歳ながらプロデビューを飾った逸材。しかし、その後は出番に恵まれず、2014年夏にベンフィカへ移籍した。新天地でも思うような出場機会を得られないこともあり、レンタル移籍でパレルモなどを渡り歩く。そして、2017年1月に加入した3つ目のレンタル先であるアタランタで本格的に才能が開花。昨季はリーグ戦36試合に出場して9ゴール3アシストを記録しており、イタリア代表デビューも果たしている。アタランタの買取オプションが行使され正式メンバーとなったが、この逸材に目をつけたローマが買取オプション付きのレンタル移籍で獲得した。

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下部組織時代に過ごしたアトレティコ復帰を果たしたロドリ photo/Getty Images

世界屈指の守護神クルトワ。念願だったレアル移籍を果たす photo/Getty Images

2位 スペイン代表MFロドリ


1996年6月22日生まれ(22歳)
所属先:ビジャレアル→アトレティコ・マドリード
移籍金:2500万ユーロ(約32億円)
市場価値:4690万ユーロ(約60億円)
差額:−2190万ユーロ

今スペインで勢いに乗っている若手MFのひとりだ。下部組織時代、細い体格を理由にアトレティコ・マドリード退団を余儀なくされたが、身長191センチ、体重82キロに成長。当り負けない強靭な肉体を武器にビジャレアルで結果を残すと、見事古巣へのカムバックを果たした。ロシアW杯行きは逃したものの、今年3月にA代表デビューを飾っており、ルイス・エンリケ監督のもとで始動した新生スペイン代表にも招集されている。長年チームの主将を務めたが、今夏の移籍市場で退団してしまったMFガビの後継者としても期待がかかる。

1位 ベルギー代表GKティボー・クルトワ


1992年5月11日生まれ(26歳)
所属先:チェルシー→レアル・マドリード
移籍金:4000万ユーロ(約52億円)
市場価値:6260万ユーロ(約81億円)
差額:−2260万ユーロ

以前からレアル・マドリードへの移籍が噂され、本人も前向きなコメントを残してきたが、ついに念願の移籍が実現した。ビルドアップ能力が高く、状況判断能力も抜群な世界屈指の守護神だ。ロシアW杯で日本の夢を打ち砕いた鋭いカウンターからの決勝ゴールも、彼の素早い判断から生まれた。GK史上最高額で移籍したGKケパ(8000万ユーロ)を考えても、クルトワの移籍金は超破格かもしれない。レアルにはCL3連に貢献したGKナバスがいるが、正守護神の座を奪取することができるのか。

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