しばしゲーゲンプレスにさようなら? 今季のドルトムントは戦い方変わるぞ

ドルトムントの新指揮官ファブレ photo/Getty Images

新指揮官はより守備的に

ドルトムントは26日にライプツィヒとのゲームで今季のリーグ戦をスタートさせるが、ルシアン・ファブレ率いるドルトムントは昨季と異なる顔を見せてくれそうだ。米『ESPN』は、近年のドルトムントに比べてファブレの作るドルトムントは守備を意識したチームになるだろうと予想しているのだ。以前ほど攻撃的なドルトムントは見られなくなるかもしれない。

何よりドルトムントは昨季リーグ戦で47失点も喫しており、これは多すぎる。今夏にはセンターバックにアブドゥ・ディアロを加え、守備的MFにもアクセル・ヴィツェルを補強した。同メディアは、ファブレがこれらの補強を軸に慎重なサッカーを展開するはずと見ている。

「ファブレは過去のドルトムントの指揮官よりも守備的なマインドを持っているし、それを早くもプレシーズンから見せている。ドルトムントはハイプレスを捨てたわけではないが、彼らはより低い位置にブロックを作ることになるだろう。相手が自陣に入ってきた時にプレスをかけにいく。サイドバックの攻撃参加もより慎重となり、より低い位置でのポゼッションとなる。ファブレはリスキーなパスよりもセーフティなパスを好んでいる」
同メディアはこのように伝えており、今季は手堅いドルトムントを見ることになるかもしれない。また同メディアは日本代表MF香川真司が構想外となりつつあることにも触れており、ファブレの戦術プランに香川を組み込むのは難しいのかもしれない。王者バイエルンとどう戦っていくのか。ライプツィヒ戦からドルトムントの変化に注目だ。

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