イニエスタらに負けてられない! 元ブラジル代表FWジョー、4戦7発で勢い止まらず

4戦7発と勢い止まらないジョー。連続得点記録はどこまで続くのか photo/Getty Images

4連勝でチームの成長も実感

今夏、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)や元同国代表FWフェルナンド・トーレス(サガン鳥栖)といった欧州のスター選手たちが日本へやってきた。多くの注目を集めている同選手たちだが、今季開幕前に一足先にJリーグへ参戦した元ブラジル代表FWジョー(名古屋グランパス)が、彼らに負けじと好パフォーマンスを披露している。

15日に行われた明治安田生命J1リーグで、横浜F・マリノスの本拠地へ乗り込んだ名古屋。この試合のスターティングメンバーに名を連ねたジョーは、開始4分にカウンターから幸先よく先制点を奪うと、同点に追いつかれて迎えた試合終了間際にも魅せる。90分、右からのクロスを打点の高いヘディングで合わせ、勝ち越しゴールを奪った。この結果、名古屋は2-1で横浜を撃破し4連勝。最下位からの脱出に成功している。

ここ4試合で7ゴールの大活躍を見せ、横浜FM戦でもチームを勝利へ導いたジョーは、試合後のインタビューで次のように語った。Jリーグの公式サイトが伝えている。
まず先制点について「速いカウンターの中で、ウチには速い選手がたくさんいる。シャビ(ガブリエル・シャビエル)がパスを出してくれて相手に当たって自分の足元にボールが来たというラッキーな部分はあったけど、それから落ち着いて決めることができたのは集中力が高かったということだと思う」とコメント。そして、試合を「厳しい試合だったのは間違いない。カウンターが多かったが、ウチのチームが最後まで集中力が切れずにやれたことが良かったと思っているし、相手が3バックでスペースが少ない試合だったけど、最後の最後に勝つことができて良かった」と振り返っている。

さらに「名古屋の成長がよく見えてきている。プレッシャーの中でも落ち着いて自分たちのサッカーができているし、最後の最後に勝つことができるようになったのは強くなってきたから」と語ったジョー。彼の調子が上がるにつれて、名古屋も調子を上げている。この勢いで名古屋をさらなる連勝街道に乗せることができるのか。

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