守備的MFがチームNo.1の”高給取り”ではおかしいか? カンテへの提示額に英メディアがズバリ

チェルシーのカンテ photo/Getty Images

高額年俸はメッシ、ロナウドらだけの話じゃない

フランス代表の一員としてロシアワールドカップ制覇に大きく貢献したMFエンゴロ・カンテを残留させるべく、チェルシーがカンテにチーム最高額となる年俸を提示する考えがあると英『The Times』が報じた。

それによれば、新契約ではカンテの週給は29万ポンドとなり、これまでチームNo.1の高給取りだったエデン・アザールの週給22万ポンドを上回る。守備的MFの選手がチームのエースを超えるほど稼ぐことに違和感を覚えるサポーターもいるかもしれないが、英『Squawka』は妥当な金額ではないかと主張している。

「長年守備的MFは過小評価されてきたポジションだ。カンテへの提示額は極めて妥当だろう。彼はイングランドで3シーズン過ごし、そのすべてでタイトルを獲得している。彼はチームメイトのミスをカバーすべく絶え間なく動いている」
同メディアはこう評価しており、カンテの貢献度を考えればチーム最高年俸を提示されても不思議はないとの意見だ。そもそも守備的MFの選手がチームトップの給与を得ているのはおかしいかと疑問を投げかけており、バルセロナのセルヒオ・ブスケッツやレアル・マドリードのカゼミロなどふさわしい選手は他にもいる。

どこか高額年俸はリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ネイマールなど攻撃的な選手がもらうものといったイメージがついているが、守備的MFがチームNo.1のお金持ちでもおかしくはないはず。カンテにこの給与が支払われることになれば、守備的MFに対する価値が大きく高まることになるかもしれない。

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