日本代表、目標のW杯8強にあと一歩届かずも 長友「やりきった。出し切った……」

最後まで前を向き、胸を張って歩く長友 photo/Getty Images

「皆さんに心から感謝」

日本代表は2日、ロシアW杯・ラウンド16で欧州屈指のタレント軍団であるベルギー代表と対戦した。

日本代表は前半をスコアレスで折り返すと、後半の頭に原口元気と乾貴士が立て続けにゴールを挙げ、ベルギーから2点のリードを奪う。しかし、そこからベルギーの猛攻をくらい、2点を返され突入した後半アディショナルタイム、スピードに乗ったカウンターから痛恨の失点。日本サッカー史上初のW杯ベスト8にあと一歩のところまで近づいたが、2-3の逆転負けを喫し、涙を飲むこととなった。

この一戦で左サイドバックとしてフル出場した長友が、試合後に自身の公式Twitterを更新。ベルギー戦を含めてロシアW杯を次のように振り返っている。
「ありがとう。やりきった。出し切った。最高に楽しいW杯だった。こんな下手くそを使ってくれた監督、仲間、いっぱいのエネルギーを送ってくれた皆さんに心から感謝します」

ロシアW杯前はネガティブな意見が多く飛び交っていたが、そんな中でもチームを鼓舞し続け、最後までファンに応援を呼びかけていた長友。理想の結果には届かなかったかもしれないが、前評判を見事に覆し、日本だけでなく世界のサッカーファンを驚かせたことは間違いないだろう。胸を張って日本に帰って来てもらいたいものだ。

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