メッシへのプレッシャーは増している サネッティ「我々は多くのことを期待している」

何度か決勝で敗れているメッシ photo/Getty Images

最後となるかもしれない今大会には大きすぎる期待が

最後のワールドカップになるかもしれない、ディエゴ・マラドーナに並ぶには今大会を制覇するしかないなど、ロシアワールドカップ開幕前からアルゼンチン代表FWリオネル・メッシには大きな期待がかかっていた。

ここ10年のサッカー界をクリスティアーノ・ロナウドとともに支配してきたメッシは、2010年大会から「今回は優勝を狙える」と言われ続けてきた。しかし2010年大会は本領を発揮できないまま終わり、前回大会は決勝で惜しくも敗れてしまった。最後かもしれない今回にかかる期待は尋常ではない。

伊『Mediaset』によると、元アルゼンチン代表のハビエル・サネッティはメッシへの期待が以前にも増して大きくなっていると分析している。
「彼には大きなプレッシャーがかかっている。今大会に限らず、過去もそうだけどね。みんなが彼のW杯になることを期待し、アルゼンチンの優勝を求めている。だが、難しいだろう。他により安定したチームがあるからね。W杯決勝、2度のコパ・アメリカ決勝での敗北によって彼とチームへのプレッシャーは増しているんだ。我々は多くのことを期待している」

アルゼンチン代表はコパ・アメリカ2015、翌年の記念大会となったコパ・アメリカ・センテナリオでは決勝でチリ代表と続けて対決。どちらもPK戦までもつれ込み、アルゼンチンは敗れている。しかもセンテナリオの決勝ではメッシまでPKを失敗している。

メッシほどの選手がシルバーコレクターになるわけにはいかないが、ロシア大会で全世界の期待に応えるだろうか。

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