日本も若手入れるべきだったか ”韓国のメッシ”の評価急上昇「A代表でも十分渡り合える」

親善試合でプレイするイ・スンウ photo/Getty Images

日本の若手もA代表で戦えたはず

ドイツ代表、メキシコ代表、スウェーデン代表と同居する難しいグループに入っている韓国代表は、グループステージを突破するのが困難かもしれない。しかし、この大会で大きな収穫を得ることができるかもしれない。それは「韓国のメッシ」とまで言われる20歳のMFイ・スンウの召集だ。

韓国も全体的に見ればメンバー構成は若くない。しかしイ・スンウ、さらに22歳のザルツブルク所属FWファン・ヒチャンをメンバーに含めており、彼らは4年後に大きな期待をかけることができる。ワールドカップを経験できることは大きな財産となるだろう。

韓国『スポーツソウル』もイ・スンウの召集に手応えを掴んでいるようで、当初はA代表召集が早すぎるかと思われたイ・スンウはA代表の選手とも十分渡り合える実力があることを合宿で示したと称賛。韓国サッカーの未来とも思われていた逸材が、今大会から即戦力として使えるかもしれないと期待を高めている。
イ・スンウの召集を見ると、日本代表も堂安律や中島翔哉など若い世代を最低でも1人か2人は加えておくべきだったのではないかと考えさせられる。堂安もフローニンヘン、さらにU-20世代での活躍から中村俊輔2世など海外メディアから一目置かれる存在だ。イ・スンウと同じくA代表でも十分戦える能力は有していたはず。

イ・スンウは英『sky SPORTS』の選ぶ今大会注目の若手20選に入っており、今大会を機に大きくステップアップする可能性もある。この若手不足が今後の日本サッカー界にダメージを与えることは確実だろう。

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