「ナカは見てきた中で最高の左足」 元チームメイトが感謝するセルティックの英雄・中村俊輔!

セルティックで活躍した中村 photo/Getty Images

今でもレジェンド

2005-06シーズン、スコットランドのセルティックはチャンピオンズリーグ予選でスロバキアのFCペトルジャルカ・アカデーミアに0-5で敗れ、国内リーグでもマザーウェルと4-4で引き分けるスタートを切った。理想的なスタートとは言えないものだったが、この流れを断ち切ってくれた選手がいた。この試合が終わった7月に加入した元日本代表MF中村俊輔だ。

中村加入で変わったと振り返っているのは当時チームメイトだったスティーヴン・マクマナスだ。英『The Scottish Sun』によると、マクマナスは「ナカムラの獲得は大きな要因だったと思う。我々にとって決定的な瞬間だったね」とコメントしており、中村獲得で一気に優勝まで駆け上がることができたと感じているようだ。

結局セルティックは勝ち点91を稼ぎ、2位以下に20ポイント近い差をつけて優勝している。もともとセルティックが実力あるクラブだったのは間違いないが、中村の合流も大きな要因だったのだろう。またマクマナスは、「ナカは信じられない選手だったし、私が見てきた中で最高の左足だ」と元チームメイトを絶賛している。
さらに中村はよく英語は話せないと言っていたそうなのだが、マクマナスは「彼は100%英語が話せた。これに疑いはない」とコミュニケーション面でも上手くいっていたことをアピールしている。中村は今でもセルティックの英雄であり、マクマナスら当時のチームメイトには強烈なインパクトが残っているようだ。

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