ヴェンゲル退任とともに改革へ アーセナルで将来不透明な”5選手”

アトレティコ戦でグリーズマンに突破許すコシェルニー photo/Getty Images

DFリーダーからテクニシャンまで

今季限りでアーセン・ヴェンゲルが退任するアーセナルは、来季からどのような変化を遂げるのだろうか。指揮官が代わればチームスタイルにも変化が出てくるはずで、起用される選手も変わっていくはずだ。

そこで英『FourFourTwo』は、ヴェンゲルと一緒に今夏チームを離れるかもしれない将来が不透明な選手を5名リストアップ。最終ラインから前線まで手を加えられる可能性があると分析している。

1.シュコドラン・ムスタフィ&ローラン・コシェルニー
アーセナル1番の問題が守備だ。今季も失点が多く、GKと合わせて修正すべきエリアだ。ムスタフィとコシェルニーはその中で最も信頼できるセンターバックコンビではあるものの、同メディアはムスタフィのパフォーマンスに波があること、コシェルニーが32歳を迎えていることから、クラブでの将来に疑問を抱いている。

2.グラニト・ジャカ

センターバックに続き、守備的MFも手を加えるべきポイントだ。ジャカはシンプルにボールをさばくことができるが、優勝を目指すチームにふさわしいボランチと言えるだろうか。攻守両面で不十分なところがあると同メディアは見ている。

3.ダニー・ウェルベック

ウェルベックは攻撃的なポジションであれば中央、サイドの両方でプレイ可能だが、センターフォワードではアレクサンドル・ラカゼットとピエール・エメリク・オバメヤンがいる。序列では3番手と言えよう。

4.ジャック・ウィルシャー

ウィルシャーの将来については以前から様々な議論があり、今夏で契約が満了となることもあって不透明なままだ。同メディアは相変わらず能力が高いことから、新指揮官の下で始まる改革で中心的な役割を果たす存在になるかもしれないと伝えているが、果たしてどのような判断を下すのか。


他にも余剰戦力と呼べる選手は多数いるが、この5人に手が加わることになれば来季はスタメンの顔ぶれも変化してくる。改革の1歩と言えそうだが、今夏アーセナルはヴェンゲルの退任とともにどのようなスタートを切るのだろうか。

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