後方では長谷部らベテランが、前線では若手躍動中! ブレイクする90分に1ゴールの20歳FW

シャルケ戦で活躍したヨビッチ photo/Getty Images

フランクフルトでは若手とベテランが上手く融合

フランクフルトは31歳のダビド・アブラハム、32歳のマルコ・ルス、34歳の日本代表MF長谷部誠など経験豊富な選手が守備を固めている一方で、前線では若い力が躍動している。先日はDFBポカール準決勝でシャルケを1-0で撃破して決勝進出を決めたが、この試合で貴重な得点を奪ったのは20歳のFWルカ・ヨビッチだ。

リーグ戦ではヨビッチ、さらに23歳のFWセバスティアン・ハラーが揃ってチームトップとなる8得点を記録しており、フランクフルトの前線では若手が結果を出してきた。独『Bild』もヨビッチを称賛しており、セルビア代表の一員としてロシアワールドカップに招集される可能性があると伝えている。これまでヨビッチは世代別代表で結果を出しており、今の活躍を考えるとワールドカップでも戦力になるはずだ。

ヨビッチはセルビア国内の強豪クラブであるレッドスター・ベオグラードでキャリアをスタートさせ、クラブ史上最年少得点記録を塗り替えている。その後ポルトガルの強豪ベンフィカに移籍したが、そこでは目立った活躍ができず昨夏フランクフルトにレンタル移籍している。
このレンタル移籍が良いきっかけとなり、現在ヨビッチはリーグ戦で90分に1点のペースでネットを揺らしている。ベテランと若手が上手く融合するニコ・コバチのチームでヨビッチは確実に伸びており、ワールドカップに出場できれば大ブレイクとなるかもしれない。

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