たった2試合でマンCの”無敵オーラ”消えた 「攻撃を受けると脆い」と弱点は以前と変わらず

ダービーでも敗れたマンU photo/Getty Images

リヴァプール、マンUと立て続けに敗北

ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティがリーグ戦で快調に白星を積み重ねていた時、プレミアリーグの歴史に残る最強チームではないかとの意見まで出ていた。無敗優勝を達成した2003-04シーズンのアーセナル、アレックス・ファーガソン氏の下で3冠を達成した1998-99シーズンのマンチェスター・ユナイテッド、ジョゼ・モウリーニョの下で勝ち点95を稼いだ2004-05シーズンのチェルシーなど、歴代の印象的な王者たちと重ねられてきたのだ。

さらには今季のチャンピオンズリーグでも優勝候補となり、欧州最強のチームとの評価まであったほどだ。しかし、今その評価は脆く崩れようとしている。チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグ・リヴァプール戦、今節のマンチェスター・ユナイテッド戦とたった2敗しただけだが、印象はあまりにも悪い。リヴァプール戦の場合は前半45分間、マンU戦は後半45分間で一気に3失点してしまい、脆さを見せた。しかもリヴァプール戦ではまさかの枠内シュート0だ。

英『Daily Mail』によると、元アーセナルDFマーティン・キーオン氏は「彼らは人間だ。リヴァプールとユナイテッドは彼らの弱点を証明した。攻撃を受けると彼らは他クラブ同様に脆い」とコメントしており、昨季同様に最終ラインの脆さが出た2試合だった。
もっとも、リヴァプールとの2ndレグで大逆転勝利を収めれば再び評価は変わるだろう。しかし、この2試合で無敵かと思われたマンCのオーラが崩れてしまったのは間違いない。たった2敗しただけだが、もう今季のマンCをプレミアリーグ史上最強のチームではないかとの意見は沈静化してきているのではないだろうか。

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