チェルシーの今夏は”B評価” マーソン氏「マティッチを移籍させなければ……」

チェルシーを率いるコンテ photo/Getty Images

今夏の補強には疑問も

今夏のチェルシーの補強は的確だったのだろうか。最終ラインにはアントニオ・リュディガー、ウイングバックにはダビデ・ザッパコスタ、ボランチにはティムエ・バカヨコとダニー・ドリンクウォーター、最前線にはアルバロ・モラタを加えた。その一方でネマニャ・マティッチをライバルのマンチェスター・ユナイテッドにあっさり渡してしまうなど、疑問に残る部分があったのも事実だ。

英『sky SPORTS』によると、解説を務める元アーセナルのポール・マーソン氏は今夏のチェルシーの動きについて「B評価」を下している。A評価にならなかったのは、やはり選手の放出先を気にしているからのようだ。

マーソン氏は「もし彼らがマティッチをユナイテッドに移籍させていなければ、私はより高い評価を与えただろうね。それにルーベン・ロフタス・チーク、ナサニエル・チャロバーのことで後悔しないのかも疑問だね」と語っており、マティッチに加えて期待の若手選手をあっさり手放してしまったことも気にしている。
チャロバーは現時点ではチェルシーでポジションを掴むのが難しいが、イングランドのA代表にも選出されている。ワトフォードには完全移籍となっており、ロメル・ルカクやケビン・デ・ブライネと同じく数年後に後悔する可能性も0ではないだろう。

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