吉田麻也の最高の笑顔はじけた! チームを救う逆転弾でサウサンプトンがクリスタル・パレス撃破

最後まで攻め続けたサウサンプトン

5日、サウサンプトンはプレミアリーグ第31節でクリスタル・パレスと対戦した。

序盤はサウサンプトンがペースを握り、いきなりロングが裏に抜け出して際どいシュートを放つなど幸先良いスタートを切る。一方のクリスタル・パレスはチャンスの数はそれほど多くなかったが、クリスティアン・ベンテケを活かすパターンで対抗。高さ、パワーのあるベンテケにジャック・スティーブンスと吉田麻也のセンターバックコンビが手を焼く場面もあった。

すると31分、そのベンテケが結果を出す。左サイドからザハ、パンチョンと繋ぎ、最後は右サイドを駆け上がったタウンゼントのクロスにベンテケが合わせてクリスタル・パレスが先制。吉田もベンテケについていたのだが、クロスの場面では完全に見失っていた。ザハ、パンチョン、タウンゼント、そしてベンテケとクリスタル・パレスの豪華なアタッカー陣が上手く絡んだのも特徴的だ。
しかしサウサンプトンも前半終了間際に追いつく。右サイドの高い位置でボールを奪うと、クロスのこぼれ球をレドモンドが蹴り込んで同点に追いつく。後半もペースを握っていたのはサウサンプトンで、クリスタル・パレスのゴールを何度も脅かした。77分にはセットプレイから吉田がヘディングでゴールを狙うが、これはGKがキャッチ。サウサンプトンは攻め込みながらなかなか得点を奪えない。

このまま同点で終了かと思われたが、吉田が大仕事を果たす。84分、セットプレイで上がっていた吉田は、左サイドから味方が折り返したボールのこぼれ球に反応。左足で押し込んで貴重な逆転弾を記録する。その吉田のゴールで勢いがついたのか、その1分後にはウォード・プラウズが決めて3-1。一気にリードを広げる。

試合はそのまま3-1で終了。執念で攻め続けたサウサンプトンがホームで勝ち点3を獲得することに成功した。

[メンバー]
サウサンプトン:フォースター、セドリック、スティーブンス、吉田麻也、マックイーン、ロメウ、S・デイビス(→ホイビュルク 87)、ウォード・プラウズ、タディッチ、レドモンド(→ロドリゲス 90)、ロング

クリスタル・パレス:ヘネシー、ウォード、サコ、シュルップ(→ディレイニー 58)、ケリー、キャバイェ(→バカリ・サコ 46)、ミリボイェビッチ(→ フラミニ 88)、タウンゼント、パンチョン、ザハ、ベンテケ

[スコア]
サウサンプトン 3-1 クリスタル・パレス

[得点者]
サウサンプトン:レドモンド(45)、吉田麻也(84)、ウォード・プラウズ(85)
クリスタル・パレス:ベンテケ(31)

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