リーグ戦とUCLの両立に苦しむレスター GKツィーラーが警鐘を鳴らす「もっとリーグ戦に集中しないと」

降格圏との勝ち点差は僅かに2

今季のUEFAチャンピオンズリーグでは同大会史上初となる、初出場クラブの4試合連続無失点を成し遂げるなど堂々たる戦いを披露しているレスター。しかし、プレミアリーグでは2部降格圏との勝ち点差2の14位に沈んでおり、リーグ戦と欧州のコンペティションを並行して戦うことの難しさを思い知らされている。こうした苦況の中で、ある選手がクラブ全体に警鐘を鳴らした。

同クラブの正GKカスパー・シュマイケルの負傷離脱に伴い、現在同クラブのゴールマウスを守っているGKロン=ロベルト・ツィーラーが、リーグ戦で不甲斐ない戦いが続く同クラブの現状を受け、「僕らはもっともっとリーグ戦に集中しないといけない」と発言した。米『ESPN』が同選手のコメントを伝えている。さらに同選手はリーグ戦の巻き返しに向け、選手全員がどのような心構えで戦うべきかを、次のように語っている。

「確かに僕らは昨シーズンのリーグ戦の覇者で、本来であれば他のクラブから追われる立場だ。だけど、今僕らが置かれている立場を冷静に考えれば、現実的な目標は10位以内だよ。10位以内であれば御の字だし、トップ3に入れれば素晴らしいことさ。だけど、今のプレミアの上位6クラブは、財政面で僕らをはるかに上回っているからね」
シーズン序盤でありながら降格圏が目前に迫っている現状を受け、クラブ全体が危機感を持ってリーグ戦に臨む必要があると訴えたツィーラー。この男の声が果たして何人の選手に届くのか。選手の意識改革なくして、同クラブの浮上はあり得ない。

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