神の子復活を願う 天才の先輩がゲッツェに移籍の勧め「海外に行くといい」

古巣かロンドンか

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EUROでもインパクトなく photo/Getty Images

元ドイツ代表MFで現在は解説者を務めるギュンター・ネッツァー氏はバイエルンでくすぶり続けるマリオ・ゲッツェの復活を熱望しているようだ。

昨季はバイエルンで不遇のときを過ごしたゲッツェ。ドイツ代表としてEUROに招集されたが、そこでもインパクトを残すことはできず、依然として長いトンネルを抜けられていない。そんな同選手に対して、かつて西ドイツの天才MFとして活躍したネッツァー氏がアドバイスを送っている。独『Sport Bild』がコメントを伝えた。

「ゲッツェはまだ前の自分を探しているように感じる。ただ結局のところバイエルンでこれ以上の成長は望めないと思う。彼はバイエルンの期待に応えられていないからね」
また、かつてレアル・マドリードなど海外でプレイした経験もあることから同氏は「バイエルンを出るかどうかということは彼の人間性によるところが大きいと思う。それは簡単なステップじゃない。でも海外に行くことは選手にとって良いことが多いだろう。特に彼のような実力を証明しないといけない選手にはね」と話している。

続けて「ペップ・グアルディオラはかつてゲッツェのことをメッシ以来の逸材と評していた。私もそれは理解できる。マリオは信じられない技術を持っている。しかしピッチでそれを生かせていないんだ。彼は再びそれをピッチで証明しなければならない」と激励した。

移籍先にはトッテナムや古巣のドルトムントが候補として挙げられているゲッツェ。いずれにしろ移籍のみが幸せになれるステップであることは間違いない。

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