今のミランは本田とボナベントゥーラを中心に回る? ミランが代表戦に期待することとは

ともに24日の試合には出場せず

後半戦に巻き返しを見せているミランは、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラと日本代表MF本田圭佑の2人が引っ張る格好となっており、サイドで攻守に奔走する2人の働きが欠かせない。

それはデータにも表れており、『Bleacher Report』によると現在ミランで最も多くのチャンスを作り出しているのはボナベントゥーラで、チャンスに繋がる重要なパスを1試合平均2・3本出している。それに次ぐのが本田で1・4本だ。アシスト数ではボナベントゥーラが7本、本田は4本となっており、彼らの貢献度は計り知れない。

しかしここ最近は疲労が溜まってプレイの精度が落ちているとの意見もある。ボナベントゥーラは今季平均81・5%のパス成功率を記録しているが、0-2で敗れた6日のサッスオーロ戦では67・5%まで落ちている。20日のラツィオ戦では61%にまで落ち、明らかに何かがおかしい。全ての原因が疲労にあるわけではないが、同メディアは休ませる必要があると主張している。しかし現状彼らの代えは存在せず、ミランが勝つには2人を出場させ続けるしかない。
そこで大きな意味を持つのが今回のインターナショナルウィークだ。本田は日本代表の中心選手だが、ボナベントゥーラはイタリア代表でポジションを確保していない。実際24日のスペイン代表戦では出場がなく、本田も24日のアフガニスタン戦では出場がなかった。結果的にミランのキーマン2人が休養することとなり、ミランは自分たちで作り出せなかった休養期間を代表に作ってもらうこととなった。

同メディアは代表戦がミラン巻き返しのポイントになると考えており、2人がリフレッシュして戻ってきてほしいと期待している。本田が日本代表戦で全く出場しないのはレアなケースだったが、ミランのキーマン2人はインターナショナルウィーク明けの爆発が期待されている。

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