マンU新星ラッシュフォードには23歳の口うるさい先輩が 「地に足をつけるよう言い続けている」

頼れる兄貴がラッシュフォードの支えに?

マンチェスター・ユナイテッドの救世主、マーカス・ラッシュフォードには面倒見のいい先輩がいるようだ。

鮮烈なデビューを飾り、マンチェスターダービーでも決勝点を挙げ、まさに時の人となっているラッシュフォード。デビュー時に与えたインパクトを超えられないまま結局マンチェスター・ユナイテッドを去ってしまう選手は今まで数多くいたが、ラッシュフォードはそうならないかもしれない。なぜなら近くに頼れる兄貴分がいるからだ。それはジェシー・リンガードだ。リンガードもまだ23歳で今季からようやく出場機会を得はじめた若手だが、それでもラッシュフォードよりは5つ年上で、後輩を気にかけているようだ。

彼は英『Mirror』で「ラッシュフォードの周りは騒がしいけど、僕は地に足をつけるよう言い続けている。すでに何度も言っているけど、それを彼は続けなければならない。僕らは若者として彼を見ているのと同時にクラブのブーストとしても期待している。しかも、地元出身の選手だしね。過剰にメディアに煽り立てられても真に受けるなと言ったよ。彼はよくやっているし、全員幸せだ」とラッシュフォードが道を踏み外さないようアドバイスしていることを明かした。
続けて「彼は遊びにも行かないし、飲むこともない。若者らしいことをしないし、いつもハードワーカーなんだ。ピッチ外のことが最も大切だと思う。休みを取って次の試合に向けて準備しなければならない。彼は今のところ楽しそうにやっているね。彼がブレイクし始めたときは、もう少し小さかった。でも今は筋肉がついて大きくなってきている。これからもっと大きくなれば、より相手DFに問題を生じさせるはずだ。彼には皆を納得させる才能がある。だから監督もチャンスを与え、彼は得点という結果で応えた」と順調に成長していることを話した。

大ブレイク中のラッシュフォードだけにいつ有頂天になってしまってもおかしくない。しかし、先輩であるリンガードの存在がラッシュフォードを謙虚にし、スター選手への道を歩ませているのかもしれない。

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