19日に行われたコッパ・イタリア準々決勝のナポリ対インテルの一戦で、両チームの監督が言い争っていたことが分かった。
2-0でインテルがナポリを下したこの試合、後半ロスタイムにアデム・リャイッチがゴールを決めた際に、インテルのロベルト・マンチーニ監督とナポリのマウリシオ・サッリ監督は言い争いに発展。試合後に『Rai Sport』のインタビューに応じたマンチーニ監督は、サッリ監督から侮辱的発言を受けたと明かした。
「サッリは差別主義者。彼のような人間はサッカー界にいてはならない。私はアシスタントレフェリーになぜロスタイムが5分もあるのか聞きに行ったのだが、彼は立ち上がって私に『ゲイ』と言ってきたんだ。60歳の人間がそのようなことを言っているのだから恥ずべきことだ」
怒気を込めてマンチーニ監督はそう話した。試合後にサッリ監督は謝罪をしたことが明かされたが、インテル指揮官の怒りは収まらない。
「私はロッカールームに彼を訪ねて行った。彼は謝罪をしたが、私は彼に自分の言動を恥ずかしく思ってほしい。イングランドで同じことをしたらもはや監督を続けることはできないだろう」
試合を勝利で終えたインテルだが、指揮官にとっては何とも後味の悪い試合となってしまった。