フィルミーノを見ていると香川を思い出す フィルミーノも香川の二の舞となるか

プレミアリーグへの適応がすべてのカギ

今夏ドイツのホッフェンハイムから2900万ポンドの移籍金でリヴァプールに加入したブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、日本代表MF香川真司の二の舞になる可能性がある。

香川はドルトムントでドイツを代表するスター選手となり、その活躍に目をつけたマンチェスター・ユナイテッドが獲得した。同じくフィルミーノもドイツのホッフェンハイムで印象的なプレイを見せ、リヴァプールに目をつけられた。そしてどちらも強靭なフィジカルを持っているわけではなく、当たりの激しいプレミアリーグに適応できるかが活躍するためのポイントとなる。

『Longballfootball』はフィルミーノのプレイを見た時に香川のことを思い出したと述べており、指揮官のユルゲン・クロップがやり方を間違えればフィルミーノを潰しかねないと警告している。マンUとリヴァプールに共通しているのは、ビッグクラブゆえに結果を求められていることだ。フィジカルに自信がなくても、フィルミーノは早急にゴールかアシストで結果を残す必要がある。香川はそれができず、出場機会も増えなかった。フィルミーノも同様で、マンチェスター・シティ戦で見せた最高のパフォーマンスを継続しなければならない。
同メディアは20日のワトフォード戦でのフィルミーノのパフォーマンスがよくなかったと伝えており、リヴァプールサポーターはこうしたミスを許さない。フィジカルの激しいプレミアリーグの環境に適応する充分な時間は与えられず、加入初年度から最高のパフォーマンスを見せなければならない。特にフィルミーノの場合は移籍金が高額だったため、より結果で自身の価値を証明する必要がある。

唯一香川と違うのはクロップがフィルミーノに出場機会を与えていることだが、フィルミーノは香川の二の舞にならずにプレミアリーグでもスターとなれるだろうか。

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