今や「66分に1ゴール」絡むハフェルツ獲得は結局大成功か アルテタ「獲得は私の決定ではない、我々の決定」

アーセナルのキーマンといっても過言ではないか photo/Getty Images

タイトル獲得のキーマンとなりうる

トッテナムとのノースロンドンダービーを控える暫定首位のアーセナルだが、現在のキーマンの一人はカイ・ハフェルツだろう。獲得当初は疑念の声もあがったものの徐々にフィットしたハフェルツは、今や欠かせない戦力となっている。

先日のチェルシー戦で2ゴールを決めたハフェルツは、これでリーグ戦11ゴール5アシストを記録した。特にミケル・アルテタ監督がトップで起用し始めてからが顕著で、2月のリヴァプール戦で初めてトップで先発して以来12試合に出場し、7ゴール4アシストを記録していることを英『sky sports』は指摘している。

さらにこの時期の出場時間に照らし合わせると、66分に1ゴールに関与している計算になるという。どんな役割でもこなせる前線のオールラウンダーとしてゴールを狙うだけでなく頻繁な裏抜け、囮、つなぎ役と何でもこなしており、さらにそれを続けるスタミナもあるようだ。結局ハフェルツの獲得は大正解だったということになるだろうか。
ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はXにて、ハフェルツとの契約についてのアルテタのコメントを紹介している。

「これは私の決定ではなく、我々の決定だ。我々はクラブのビジョンと同調している。当然ながらスポーツ面に関しては私たちが推薦した」

「まず第一に個性があり、我々のモデル、我々のクラブにフィットする適切な資質を備えた選手だと確信していた。時には少し時間がかかることもあるが、それは避けられないことだ」

アルテタはあくまでクラブ全体の意思として、適切なビジョンのもとに彼を獲得したことを強調している。ノースロンドンダービーにおいて、前半戦とは別人となったハフェルツはトッテナム相手にどんなプレイを見せるだろうか。

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