ダンディー川島誕生へ! 監督が国際経験の豊富さに期待

残すところ労働許可のみに

3日にスコットランド1部ダンディー・ユナイテッド(ダンディー・U)入団が合意に至ったと報道された日本代表GK川島永嗣(32)について、チームを率いるミシュ・パーテライネン監督は加入を歓迎する声明を出した。英『BBC』が伝えている。

「間違いなく、永嗣はGKのポジション争いを高めてくれるだろう。彼は日本代表で70キャップを持つ選手であり、メジャー大会にも参加している。チームの若手GKにとって彼の経験は助けになるだろうし、加入が実現すれば素晴らしいことだ」

現在ダンディー・Uのトップチームに登録されているGKの選手は、ルイス・ツヴィック(21)、ミチャル・スツォルムニク(22)、マルク・マッカラム(22)といずれも若い選手であり、川島が加入すれば最年長となる。2010年の南アフリカW杯から今年まで日本代表の正守護神を務めた川島の経験に監督は期待した。
懸念されるのは試合勘の欠如だ。川島は昨シーズンの途中に所属していたスタンダール・リエージュでポジションを失って以来クラブで出場していない。パーテライネン監督は期待を込める一方で、「先発が確約されている選手はいない」と強調した。

正式な契約は労働許可が下り次第なされる。監督は「クラブは彼との契約に全て同意しているが、労働許可はまだ下りていない」とし、時期については「分からない」と答えた。

ダンディー・Uは1909年に創設され、82-83シーズンにはリーグ優勝も経験している。今季はここまで2勝2分け9敗でリーグ最下位の12位に沈む。契約が実現すれば。ベテランの川島にかかる期待は大きい。

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