センターフォワードとして思うようにプレイできていないマンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーに対し、元バルセロナMFシャビ・エルナンデスはセンターフォワードでのプレイをやめるべきと考えている。
英紙『デイリー・ミラー』によると、シャビは30歳を迎えたルーニーがそろそろプレイスタイルを変える時期にあると語っており、キャリアを長引かせるにはポジションの変更が必要との意見だ。
「個人的にはまだまだルーニーはやれると思う。でも、そろそろ環境に合わせないといけない時期にある。彼は30歳になったからね。ただ、彼がインテリジェントな選手で、とても良いサッカー脳を持っていることに疑いはない」
「もう、マンUは90分走れる新しいストライカーに変える時期に来ているんだ。ルーニーは明確なビジョンを持っているし、パスも良い。より深い位置でプレイすれば危険な選手になる。もし彼が環境に合わせれば、彼があと5〜6年間トップレベルを維持できない理由は存在しないね」
昨今のルーニーは全盛期の頃よりも太り、スピードは明らかに落ちている。センターフォワードがベストポジションとの意見もあるが、スピードが落ちたのであれば最前線は難しい。ルーニーはこれまでもその器用さを活かしてサイドハーフやボランチでのプレイも経験しており、シャビの指摘通りパスの精度もかなり高い。
ルーニーが長く現役生活を続けるにはポジションを変えるべきなのか、今の苦しい状況は今後のキャリアを考える良いヒントになりそうだ。