さらなるワースト記録! 昨季王者として最悪のスタートを切ったチェルシー

ベストとワーストの記録を持つモウリーニョ

昨季王者のチェルシーは、今季リーグ戦10試合で勝ち点11しか獲得できていない。ここまで数々の悪い記録を作ってきたチェルシーだが、さらに不名誉な記録を1つ増やしてしまった。

英紙『デイリー・メール』によると、昨季プレミアリーグを制したチームが次のシーズンの開幕10試合で勝ち点11しか獲得できていないのはワーストタイの記録だという。昨季を例にすると、2013-14シーズンの王者マンチェスター・シティは2014-15シーズン開幕10試合で勝ち点20を稼いでいる。10試合終了時点で3位につけており、しっかりとタイトルレースに絡んでいた。

現在チェルシーは勝ち点11で15位に沈んでいるが、これに並ぶのは1995-96シーズンのブラックバーンのみだ。ブラックバーンは1994-95シーズンにプレミア初優勝を飾ったが、次のシーズンには失速。10戦3勝2分5敗と今季のチェルシーと全く同じ成績でスタートし、11位でスタートした。チェルシーは当時のブラックバーンよりも順位が下で、まさに歴史に残るワーストスタートを切った。
さらに面白いのは、ジョゼ・モウリーニョに率いられたチェルシーが2005-06シーズンにロケットスタートを切っていることだ。チェルシーは2004-05シーズンにリーグ制覇を果たし、王者として迎えた2005-06シーズンは開幕10試合で9勝1分と完璧なスタートを切った。これは昨季王者のスタートとしては最高の記録で、モウリーニョはベストとワーストの2つの記録を持つ指揮官となった。

ちなみに1995-96シーズンのブラックバーンは最終的に7位でシーズンを終えており、やはりトップ4には食い込めていない。モウリーニョもブラックバーンと同じ末路を辿るのか、今季は実に不思議なシーズンとなっている。

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