もはや吉田がいないと守れない? 地元紙も「はるかに信頼できる」と”若手DFのサポート役”に指名

スティーブンスには吉田かファン・ダイクが必要

今季のサウサンプトンは守備が堅いと評判だったが、28日に行われたFAカップ・アーセナル戦では守備陣が崩壊して0-5の大敗を喫してしまった。この敗戦で分かったことといえば、サウサンプトンの堅守にはプレミアリーグ屈指のDFと言われるまでになったフィルジル・ファン・ダイク、そして今季急激に評価を高めている日本代表DF吉田麻也が必要不可欠ということだ。

今回のアーセナル戦ではフローリン・ガルドーシュと若いジャック・スティーブンスのコンビで臨んでおり、アーセナルの攻撃を抑えることができなかった。この試合に吉田は出場しなかったが、吉田不在のチームが大量失点したことでさらに評価が上がったようなところもある。

地元紙『Daily Echo』は、ガルドーシュに若いスティーブンスのサポートを任せるのは難しいと伝えており、ファン・ダイク不在の際には吉田が必要との見方をしている。吉田は25日のリーグカップ準決勝リヴァプール戦でスティーブンスとコンビを組み、1-0勝利に大きく貢献している。同メディアは若いスティーブンスがまだまだアップダウンがあり、隣には吉田のような経験ある選手が必要と伝えている。
その吉田についても「称賛されている以上にはるかに信頼できる」と絶賛しており、いつしか若手まで束ねるディフェンスリーダーのような存在に見られているようだ。今季最高のパフォーマンスを披露しているファン・ダイクは長期離脱するとも見られており、吉田には大きな期待がかかっている。

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