異端児ビエルサ、1年契約だったのにたったの2日で辞任 ラツィオは損害賠償を請求、その金額は……

請求額は3〜5000万ユーロ

請求額は3〜5000万ユーロ

ラツィオの指揮官を辞任したビエルサ監督 photo/Getty Images

マルセロ・ビエルサ監督は「要求した7人の選手をクラブは1人も獲得しなかった」ことを理由に、セリエA・ラツィオの監督を辞任した。ラツィオは1年契約でビエルサ監督の就任を今月6日に発表したばかりだが、わずか2日での辞任となった。

ビエルサ監督は「昨シーズン、18人の選手を放出したことを考えられると、補強した選手がスケジュールどおりチームに合流する必要があった。7月5日よりも以前に少なくとも4人の選手を獲得することが不可欠だったし、その合意を得ていたはずだ。だが、補強が実現しなかったにもかかわらず、クラブは就任を発表してしまった」と意見表明している。スペイン『MARCA』が伝えた。

そして同紙はラツィオがビエルサ監督に損害賠償を請求する意向で、イタリアの弁護士事務所を通じて11日にも訴えるという。その請求額は3000万ユーロから5000万ユーロにものぼると報じられている。
ビエルサ監督はマルセイユの指揮官を務めていたときも、要求した選手を獲得できなかったことを理由にチームを電撃辞任していた。今回も急な辞任劇となったが、ラツィオとビエルサ監督との争いはどのような決着を見せるのだろうか。

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