こうして見ると超豪華!? ロナウド、ベッカム、本田……冬の市場で失敗を続けてきたミラン

名前だけは超豪華

今冬の移籍市場でチームをチャンピオンズリーグ出場権へ導く逸材を獲得しようと狙うミランだが、過去の冬の市場では成功と失敗が激しく分かれる。日本代表MF本田圭佑も2014年の冬の市場でミランに加入しており、少なくとも大成功とは言えない。

『Gazzeta World』によると、2014年冬に獲得した選手で現在もミランに残っているのは本田だけだ。マイケル・エッシェン、アデル・ターラブはすでにミランを去っており、本田は何とか生き残った。2015年冬にはアレッシオ・チェルチ、ルカ・アントネッリ、マッティア・デストロらを獲得したが、成功と言える選手はいない。これまでの傾向でいけは今冬も失敗しそうな気配がある。何より今夏にステファン・エル・シャーラウィの放出、ルイス・アドリアーノの不調と大失敗しており、現経営陣の補強策はまったく頼りにならない。

また、過去の冬の移籍市場ではピークを過ぎ去った選手ばかり補強している。2007年には元祖怪物のロナウドを獲得したが、体重の増加で本来のパフォーマンスが失われていることは以前から分かっていたことだった。2009年にはMLSでプレイしていたデイビッド・ベッカムを獲得したが、こちらも欧州の舞台から離れた老兵にすぎなかった。
2011年にはマルク・ファン・ボメル、アントニオ・カッサーノとチームに貢献した人材もいたが、ファン・ボメルも大ベテランの域に入っていた。その他にもニコラ・レグロッターリエを獲得したが、負傷で全く使い物にならなかった。

ロナウドやベッカムらと並んで本田の名前があることに改めて驚くが、やはりミランの補強は賢くない。今冬も失敗例を増やすだけになるのか。

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