「黒人選手への差別がある」バロテッリ代理人がイタリアサッカー界の難しさ語る

イタリア代表に呼ばれないのもそれが原因?

実力は確かでも、なかなか認められないのがミランFWマリオ・バロテッリだ。普段の素行など勘違いされやすいところも多いが、イタリアを代表するストライカーの1人なのは確かだ。それでも代表監督のアントニオ・コンテはバロテッリを招集しようとせず、EURO 2016のメンバーに入るのも難しい。

バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏はバロテッリが認められない背景に黒人への差別があると語り、サッカー界で認められることの難しさについて語った。同氏のコメントを英『デイリー・メール』が伝えた。

「バロテッリは黒人を迎え入れる準備ができていない国に住んでいる。そういう点でイタリアは遅れた国なんだよ。サッカーでは無意識の中に差別があって、バロテッリなど黒人選手は通常の2倍ほどの活躍を求められるのさ」
「コンテはバロテッリを代表に呼ぶべきだよ。彼はイタリア最高のストライカーだからね。私はミランでのパフォーマンスでコンテに認められると信じているよ」

バロテッリの場合は何かとトラブルが多いために偏った見方をされがちだが、黒人選手特有の難しさを抱えているのかもしれない。バロテッリはそれを乗り越えてEURO 2016への切符をつかめるだろうか。

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