「忘れられない夜」レアルの救世主ホセルが語るバイエルン戦の2ゴール

レアルのタイトル獲得に貢献したホセル photo/Getty Images

レアル時代は控えながらも2桁ゴール

アル・ガラファに所属する元スペイン代表FWホセルが、レアル・マドリード時代に記録したチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのバイエルン・ミュンヘン戦でのゴールを振り返った。

レアル下部組織出身のホセルはトップチームに定着することはできずに国内外のクラブを転々としていた。2023年夏にレアルへ復帰すると、控えという立ち位置ながらも、ポストプレイや高い決定力を武器に公式戦49試合で17ゴールを記録していた。

クラブのCLやラ・リーガ制覇に貢献したホセルのこのシーズンの最大のハイライトはCL準決勝のバイエルン戦だろう。1点ビハインドの81分からピッチに登場すると、その7分後の88分に同点ゴールを記録。さらに後半アディショナルタイムには劇的な決勝ゴールを記録して、クラブを勝利に導いた。

この出来事はスペイン人FWにとっても忘れることはできない出来事だという。スペイン『AS』の単独インタビューに応じると、レアルでの日々を振り返り、カルロ・アンチェロッティ前監督との会話があったことも明かした。

「とても大切な思い出だ。だって、毎日のように思い出させてくれるから。最近もマドリードに行ったけど、街の人たちから『戻ってきて欲しい』と言われたよ。本当に感謝の言葉しかない。あれは、信じられないほど、素晴らしい1年だった。バイエルン戦のゴールだけではない」

「別れ際にアンチェロッティと話したとき『リーグ戦でのゴール、アトレティコとのスーペル・コパでのゴール、日々の取り組み、そして、チームにとって重要だった数々の時間を含めて、全てが大切だった』と彼は言っていた」

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