X・アロンソにはレアルよりリヴァプールが合っていたかも ヴィルツ、フリンポンらを軸とした仮想3-4-2-1が面白い

レアルを指揮するアロンソ photo/Getty Images

レヴァークーゼンで使用していた3バックシステムがフィットしそう

先日行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節でマンチェスター・シティに敗れ、立場が怪しくなっているレアル・マドリード指揮官シャビ・アロンソ。

年内のゲームをあと1つでも落とせば解任されるのではとの話も出ているが、アロンソの評価が急落したわけではない。仮にアロンソが解任となった場合、アロンソ招聘に動くのではと噂されるクラブの1つがリヴァプールだ。

アロンソにとってはレアルもリヴァプールも現役時代を過ごした古巣となるが、現在リヴァプールは混乱状態にある。指揮官アルネ・スロットの立場も怪しくなっており、こちらも解任の可能性がある。

そこで英『Planet Football』は、アロンソがリヴァプール指揮官に就任した場合のシナリオを予想。アロンソは昨季まで指揮していたレヴァークーゼンで[3-4-2-1]のシステムをベースにしていたが、今のリヴァプールの選手たちをこのシステムに当てはめている。

センターバック3枚はフィルジル・ファン・ダイクを中央に、両脇はジョー・ゴメス、イブラヒマ・コナテ。ウイングバックは右にジェレミー・フリンポン、左にミロシュ・ケルケズの新戦力コンビ、ボランチはライアン・グラフェンベルフとドミニク・ショボスライ、あるいはアレクシス・マクアリスターでもOKだ。

シャドーの位置にはフロリアン・ヴィルツ、コーディ・ガクポの2枚が並び、最前線にはアレクサンデル・イサクかウーゴ・エキティケだ。

名前を並べてみると、フィットしそうな気配もある。何よりアロンソがレヴァークーゼン時代にチームの柱としていたヴィルツ、フリンポンの2人がいることが大きく、中でもヴィルツはレヴァークーゼン攻撃陣の要だった。ヴィルツの活かし方を誰より理解している指揮官はアロンソかもしれない。

シャドーの位置にはフェデリコ・キエーザ、若いリオ・ングモハを入れることもできる。エキティケも器用な選手のため、1列下げた位置で起用できるか。

これだけ見ると、レアルよりもリヴァプールの方がアロンソに合っていたかもしれない。



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