伝統のミラノダービーをミランが1‐0で制す! しかしアッレグリ監督はチームの課題を語る 「ビッグクラブであり続けたいなら……」

ミランを指揮するアッレグリ photo/Getty Images

混戦のセリエA

ミランがセリエA第12節でインテルと対戦し1‐0で勝利を収めた。伝統のミラノダービーを制したことで首位のローマに勝点2差で2位につけているが、それでもまだリーグ戦は前半戦だ。監督のマッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合後のインタビューでここまでの戦いで順位の低いチームからこれまで勝ち星を逃してきたのは偶然ではないとチームの課題を口にした。『DAZN』で答えている。

「この勝利を無駄にしないために、良いパフォーマンスをしなければならない。私たちは多くの面で改善しなければいけない。最初の15分間は臆病すぎたと言える。3、4つの状況でより良くできるプレイがあり、ディマルコがピッチの高い位置にいたため、サーレマーケルスにボールを広げなければならなかった」

「ビッグクラブであり続けたいならベストを尽くすためには意欲と野心が必要だ」

「シーズン前半戦終了まで残り7試合。結果を出し続け、成長し続けなければならない。ピサ戦、パルマ戦、クレモネーゼ戦のように、時折調子を落とす試合もある。重要な試合では、最後まで試合に絡み続けることが重要だ。」

「我々は順位の低い相手だったとしても尊重し、パルマ戦のような一つの出来事が試合の流れを変えることを理解することで、改善を図る必要がある。ピッチに戻った時、スローインから4つの決定的なチャンスを許すようなことはあってはならない」

「守備のときは、すべてのボールに対して積極的に攻め、相手がチャンスを作るのを難しくしなければならない」

今季のセリエAは首位ローマから5位ボローニャが勝点3の間でしのぎを削っている混戦具合だ。このような戦いではアッレグリ監督の語るように失点を減らして勝ち星を拾っていく守備力が重要となってくるだろう。

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