マンUは慢心していた? 80分近く数的有利の状況で戦うも1人少ないエヴァートンに敗戦 「また振り出しに戻ってしまったかのよう」

マンUの指揮官アモリム photo/Getty Images

攻め続けたがゴールを奪えず

マンチェスター・ユナイテッドOBであるガリー・ネビル氏はエヴァートン戦での古巣のパフォーマンスを酷評した。

直近の5試合は3勝2分とユナイテッドは調子をあげているなかで今節のエヴァートン戦を迎えたが、ホームで0-1の敗戦。さらに13分にエヴァートンMFイドリサ・ゲイエが退場したため、ユナイテッドは80分近く1人多い状況で戦ったが勝てなかった。

23本ものシュートを打つなど、ユナイテッドは攻め続けたが、エヴァートンGKジョーダン・ピックフォードがビッグセーブを連発したこともあり、1点が遠かった。

そんななか、ネビル氏は上り調子だったチームに慢心があったのではないかとエヴァートン戦での古巣のパフォーマンスを批判した。

「それは慢心だ。慢心は命取りになる。サッカー選手として、ピッチに立つだけでマンチェスター・ユナイテッドや他のクラブの選手としてプレイできると思い込んだ瞬間、もう終わりだ。ただ慢心しているだけだった。最初から本気じゃなかった。ユナイテッドにとっては最悪だ」

「あの試合で見せた戦いぶりから、あんな状態になるわけにはいかない。自信と信頼を失わせるだけだ。我々は監督への信頼を築き、チームへの信頼を築こうとしているのだ」

「試合終了時、観客は一斉にブーイングを浴びせた。その声は大きく、当然のことだった。本当にひどい試合内容だった。まるで2、3歩前進し、誰もが少し自信を取り戻したと思ったら、また振り出しに戻ってしまったかのようだった。サッカーの試合に負けることはあっても、あんな負け方は許されない。まったくもって不十分だ。到底受け入れられない」(英『Sky Sports』より)

1人少なくなった状態でも点を取り、守り切ったエヴァートンのパフォーマンスが素晴らしかったとも言えるが、同氏はユナイテッドがここ数試合で見せていたような戦いぶりを見せられなかったことを懸念している。

ユナイテッドは6試合ぶりの敗戦となったが、次節のクリスタル・パレス戦で勝利し再び調子を上げていけるか。


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