本来はバストーニやカラフィオーリらとイタリア代表の主力だったはず アタランタで怪我続く若き大型DFはW杯欧州予選POに間に合うか

アタランタでプレイするスカルビーニ photo/Getty Images

昨夏から怪我が続いている

2026W杯欧州予選でもプレイオフへ回ることになり、苦しい戦いが続くイタリア代表。来年3月に予定されているプレイオフにはベストメンバーで臨みたいが、本来ならば21歳と若いアタランタDFジョルジョ・スカルビーニも戦力になっただろう。

194cmのサイズを持つスカルビーニは若くから期待されてきた大型センターバックであり、所属するアタランタでもすでに通算112試合をこなすなど経験を積んでいる。

しかし、最近は度重なる怪我に悩まされている。大怪我の始まりは昨年6月のことで、EURO2024が控える中で膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまった。2022年にはA代表デビューを済ませていただけに、EUROでもスカルビーニはメンバーに入っていた可能性が高い。

さらに今年に入ってからも肩の脱臼があり、今季序盤は太ももの怪我で離脱が続いていた。まもなく復帰予定だったが、伊『Corriere dello Sport』によればトレーニング中に右足の内転筋に新たなトラブルが発覚。そこまで大きな怪我ではないようだが、26日に予定されているCL・フランクフルト戦も回避する可能性が高いという。

今季は僅か5試合の出場に留まっており、伸び盛りのこの時期に怪我が相次いでいるのは非常に残念だ。年齢的にインテルDFアレッサンドロ・バストーニやアーセナルDFリッカルド・カラフィオーリとともにアズーリの最終ラインを統率していく存在になってほしい選手で、来年のプレイオフまでには万全のコンディションに仕上がることが期待される。

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