元リヴァプールのスターが兄と泥沼の法廷闘争…… 最終的に自己破産の危機に直面

イスタンブールの奇跡 photo/Getty Images

イスタンブールの奇跡も経験

華やかなサッカー界にはいつも影がある。このケースはその二面性を最も明確に表していると言えるだろう。”イスタンブールの奇跡”で有名な2004‐2005シーズンのチャンピオンズリーグで、リヴァプールの右SBを守っていたスティーヴ・フィナン氏が現在、兄のショーン氏と激しい法廷闘争の末に破産の危機に直面しているという。『MARCA』が伝えている。

プレミアリーグで活躍し、アイルランド代表としても50試合に出場してきたスティーヴ氏は、引退後兄と共に不動産会社を興した。しかし2018年に兄の経営に対する不信感が高まり、高等裁判所に訴えざるえなくなったようだ。その結果、400万ユーロ以上の裁判外和解に至ったが、支払いは一度もなく、2019年に兄が破産申請を行ったことでスティーヴ氏は訴訟と借金の泥沼に巻き込まれることとなった。

また、兄弟の対立により行われた法廷闘争に加えて、事件にかかわった弁護士たちに責任を問う職業過失の訴訟も行われたが棄却されたため失敗に終わり、新たな経済負担が増えただけとなってしまったという。そして現在スティーヴ氏はロンドンの裁判所で破産の可能性について議論中のようだ。

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