レヴァンドフスキは来季どこでプレイする? 自身の今後について「急いでいるわけではなく、落ち着いている」

バルセロナのレヴァンドフスキ photo/Getty Images

負傷に悩まされる大ベテラン

昨季のロベルト・レヴァンドフスキはリーグ戦34試合で27得点を挙げハフィーニャ、ラミン・ヤマルとともに3トップとして驚異的な破壊力をみせてリーグ優勝に貢献した。しかし37歳となった大ベテランの今季は左ハムストリングの負傷に悩まされリーグ戦の先発出場がわずか3試合にとどまっている状況だ。

また、契約も今季終了までとなっていることを受けて、バルセロナでは新たなストライカー探しが急務とされており、レヴァンドフスキの去就にも注目が集まっている。自身の周りが騒がしくなっている状況だが、それでも稀代のストライカーはCLのクラブ・ブルージュ戦前のインタビューで、怪我後の状態や自身の今後について楽観的に「急いでいるわけではなく、落ち着いている。今はそれが最も重要なことではない」と語った。『MUNDO DEPORTIVO』が伝えている。

「最も重要なことはシーズンが終わった後の考えだ。自分のキャリアをどうするか見守る必要があるが、今はゴールを決めてチームのタイトル獲得に貢献することに集中している」

「怪我の後もコンディションは良いし、フィジカル的にもとても状態がいい。すでに3日前にプレイしているし、私にとって最も重要なことは、チームの勝利にどう貢献できるかだ。私はこれまでの経験から落ち着いているし、ベストを尽くして最後まで到達することが大切。シーズンがどのように始まるかは関係なく、どのように終わるかも重要だ。2回怪我をしたが、この2週間はとても良い状態で進んでいる」

「数字で言えばすでに怪我で多くの試合を欠場しているから昨シーズンと同じ数字が残せるかはわからないけど、ピッチに立っている時間で見れば平均出場時間とゴール数は似たようなレベルを目指せる。この年齢で以前ほどプレイできないことはわかっているけれど、問題ない。非常に高いレベルでトレーニングをしてきた。チームとしてプレイすることが出来ればストライカーにとっては非常に簡単だ。一生懸命働けば、結果は必ず来る」

大きな結果が求められるバルセロナというチームで、大ベテランらしい落着きをみせているレヴァンドフスキは今季どのように若手たちを引っ張っていくのか。昨季みせたような決定力の復活に期待がかかる。

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