ブンデスでもCLでも強すぎるバイエルンに再び3冠の可能性あり コンパニの下でローテーションしても勝てるチームに

PSGにも勝利したバイエルン photo/Getty Images

国内のレヴァークーゼン戦では主力を休ませながらも快勝

4日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節でパリ・サンジェルマンと対戦したバイエルンは、退場者を出しながらも2-1で勝利を収めた。

国内リーグでも9戦全勝と絶好調で、開幕から全勝が続いている。ブンデスリーガではバイエルンの実力が圧倒的ではあるが、CLでも4連勝は見事と言うしかない。本物の力と言えそうで、英『BBC』は今のチームを作り上げた指揮官ヴァンサン・コンパニの手腕を絶賛している。

同メディアが見事と称えたのは、先週行われた国内リーグ第9節のレヴァークーゼン戦での采配だ。この一戦でコンパニはFWハリー・ケイン、ルイス・ディアス、マイケル・オリーセ、DFダヨ・ウパメカノら一部主力をベンチスタートとしていて、若いMFレナート・カールとトム・ビショフを先発起用する大胆なローテーションを採用している。それでも3-0で勝利を収めており、PSG戦を前にローテーションしながら勝ち点3を稼げたのは大きかった。

2015年からバイエルンでプレイするMFジョシュア・キミッヒは現在のチームについて、加入当初よりも組織として機能できていると手応えを口にする。

「10年前に僕が加入した時、チームには信じられないほどの個の能力を持つ選手たちが大勢いた。ワールドクラスの選手が25人はいる感じだ。でも今の僕たちは互いに祝い、ピッチ上での原則を実行できていて、これは本当に特別なことだよ。10年前とは状況が異なる。当時はもっとチーム内にエゴイズムがあったからね」

しかも現在はMFジャマール・ムシアラ、DFアルフォンソ・デイビス、伊藤洋輝など主力の一部を欠いている。特に攻撃面でムシアラ不在は大きな痛手のはずだが、それを感じさせないほどの破壊力だ。

国内リーグはもちろん、今季のバイエルンはCLでも優勝候補の一角と言えそうだ。



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