メリーノのセンターフォワード起用はすっかりアーセナルのプランBに 今年だけでクラブと代表で“19ゴール”と覚醒

スラヴィア・プラハ戦で2ゴールを決めたメリーノ(左) photo/Getty Images

アルテタもフィニッシュが上手いと信頼

今夏にスポルティングCPからFWヴィクトル・ギェケレシュを獲得し、センターフォワード不足問題が解決したように見えたアーセナルだが、ギェケレシュは1日に行われたバーンリー戦で筋肉系のトラブルを抱えてしまった。

またアーセナルにセンターフォワード不足問題が起きたが、今のチームにはミケル・メリーノをセンターフォワードに回すプランBがある。

これは昨季完成したオプションだが、指揮官ミケル・アルテタは5日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節のスラヴィア・プラハ戦でもメリーノをセンターフォワードでスタメン出場させた。メリーノも期待に応え、鮮やかに2ゴールを記録。チームの3-0勝利に大きく貢献した。

英『Standard』によると、アルテタもメリーノのFW起用が計算できる選択肢になっていると語っている。

「ミケル(メリーノ)がアーセナルに来る前、彼はキャリアを通じてFWに入ってきたわけではない。しかし彼は昨季最前線で良い経験を積んだ。彼はペナルティエリアでワンタッチフィニッシュが上手いと常に思っていたんだ」

センターフォワードに入っているわけではないが、メリーノはスペイン代表の方でも得点ペースを上げている。今回のスラヴィア・プラハ戦での2ゴールにより、メリーノは2025年にクラブと代表で19ゴールも決めたことになる。前年までの合計得点数が39ゴールだったことを考えると、今年の得点ペースはかなり印象的だ。今後もメリーノのセンターフォワード起用はアーセナルのオプションであり続けるだろう。



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