“忘れられた”アーセナルFW、古巣パルメイラスへの復帰に興味あり「それは当然の関心事だ」

アーセナルのジェズス Photo/Getty Images

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長期離脱中のジェズス

現在プレミアリーグで首位を走るアーセナルだが、怪我人がかなりいる。FWカイ・ハフェルツ、MFマルティン・ウーデゴーほか、先日のクリスタル・パレス戦でDFウィリアム・サリバ、DFリッカルド・カラフィオーリなどに負傷の疑いが出た。

FWガブリエウ・ジェズスは現在もっとも長く離脱している選手で、昨季1月のFA杯マンチェスター・ユナイテッド戦で左膝の十字靭帯を損傷。以降ここまで試合に出ることはできておらず、新加入FWヴィクトル・ギェケレシュが存在感を示すなかで、やや忘れられた存在となりつつある。

契約は2027年夏までとなっており、移籍の噂も囁かれている。そんななか、ジェズスは『ESPN』ブラジル版に、古巣パルメイラスへ帰還することへの興味を語った。
「毎日(アーセナルの)監督とクラブ幹部は僕の復帰を待ち望んでいると言っている。クラブの計画から外れることは考えていない。契約は2027年まで残っている。それまでに更新されなければ、少なくとも2027年まではクラブに残ることになる」

「彼ら(パルメイラス)からも僕自身からも、常に関心は寄せられているよ。でも正式な契約はまだ何も交わされていない。パルメイラスのユースシステムを経てヨーロッパへ渡り、いつかまた戻ってきたいと考えている者にとって、それは当然の関心事だ。クラブの誰もがそれを知っている。今はそうではないが、ブラジルに戻りたいと考えたときは、僕の願いは常にパルメイラスだ」

技巧的でドリブルの技術にも長けたジェズスは、ギェケレシュともハフェルツともまた違う存在感を見せることができる選手だ。クラブが複数のコンペティションを戦うなかでジェズスの力が必要となるときもやってくるはずだが、慢性的に負傷を抱えた状態では契約の延長は難しいかもしれない。

キャリアの終わりは古巣でと考えているようだが、アーセナルで現状3番手以下となってしまっている序列を覆すことはできるだろうか。

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