「トレーニングの質が悪ければ怒鳴り散らすことも」 昇格組サンダーランドで早くもジャカは絶対のリーダーになった

サンダーランドでプレイするジャカ photo/Getty Images

若い選手を叱ることも

ここまでプレミアリーグ8試合を戦い、4勝2分2敗で7位につける昇格組サンダーランド。イングランド2部からの昇格が決まった段階では、守備の良いバーンリーの方がプレミアで生き残る可能性が高いなんて評価もあったが、バーンリーは現在17位。プレミアで良いスタートを切ったのはサンダーランドの方だ。

好調の理由は、やはり今夏の補強が大きい。その中でも強い影響力を放っているのがレヴァークーゼンから獲得したMFグラニト・ジャカだ。

アーセナルでプレミアリーグの戦いを経験していることに加え、レヴァークーゼンやスイス代表でもリーダーだった選手だ。『Roker Report』によると、ジャカはすでにサンダーランドでも若手を統率する立場にあるという。

それを明かしたのはチームメイトのFWウィルソン・イシドールで、ジャカが若手を叱ったエピソードを明かしている。

「僕たちは昇格組だけど、新加入選手のクオリティを見ないとね。例えばジャカはレヴァークーゼンで2年間勝ち続けてきたんだ。彼はトレーニングのミニゲームでも、勝利へのメンタリティを発揮する。トレーニングの質が悪ければ怒鳴り散らすこともある。例えばチームには若いクリス・リグがいるけど、彼はトレーニングで少し怠けているところがあった。するとジャカはリグに話しかけ、態度を変えるよう要求した。それでリグが変わったんだ。彼はいつも要求が厳しい。物事が上手くいっている時でも、さらに上を目指すようチーム全員を励まし続けている。それが勝者のすることなんだ」

サンダーランドでもジャカは開幕からキャプテンマークを任され、8試合全てにフル出場。アシストも3つ決めていて、昇格組のチームにおいて大きすぎる存在だ。



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