アンデルレヒトは後藤啓介のレンタル放出に後悔も? STVVで“8戦3ゴール”と確かな結果を出している

アンデルレヒトでの将来が期待される後藤 photo/Getty Images

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ベルタッチーニの離脱で前線の層が薄く

今夏にベルギーの名門アンデルレヒトから、同じくベルギーのシント・トロイデンへとレンタル移籍することになった20歳のFW後藤啓介。出場機会のことを考えれば良い決断だったと言えるが、アンデルレヒト側には後悔があるかもしれない。

アンデルレヒトは今夏にシント・トロイデンからFWアドリアーノ・ベルタッチーニを獲得したものの、半月板の負傷で9月より離脱が続いている。前線ではルイス・バスケスをメインで起用しているものの、ベルタッチーニの離脱でセンターフォワードの層は薄くなってしまった。

リーグ戦直近6試合でアンデルレヒトが複数得点を挙げたゲームはゼロで、アンデルレヒトが攻撃面に不安を抱えているのは明らかだろう。
ベルギー『Het Nieuwsblad』はシント・トロイデンにレンタル移籍した後藤について、「アンデルレヒト側はバスケス、ベルタッチーニに次ぐ3番手FWとして後藤の起用を望んでいた。しかし、後藤は控え選手としての役割より、今夏シント・トロイデンにレンタル移籍することを選んだ」と伝えていて、後藤もバックアッパーFWとしてチームの構想に入っていたようだ。

ただ、後藤のシント・トロイデンへのレンタル移籍には買取オプションが無く、今季終了後にアンデルレヒトへ戻る予定だ。ここまでシント・トロイデンではリーグ戦8試合で3ゴールと良いスタートを切っており、来季はアンデルレヒトのメイン戦力として戦えるかもしれない。

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