「リヴァプールの前線はひどい」 マンUのOBネヴィル氏がサラー、イサク、ヴィルツを痛烈批判

リヴァプールのヴィルツ photo/Getty Images

前線が機能せず

プレミアリーグ第7節チェルシー対リヴァプールの一戦が行われ、2-1でエンツォ・マレスカ監督率いるホームチームが白星を挙げた。

先制したのはホームのチェルシーだ。モイセス・カイセドがボックス近くまで持ち運び、相手からのプレッシャーが弱いとみると、右足を振りぬく。強烈なシュートはゴール左に突き刺さり、序盤からリードを得た。

リヴァプールが追いついたのは63分のこと。右サイドのクロスのこぼれ球をコーディ・ガクポが押し込み、スコアを振り出しに戻す。

その後は後半アディショナルタイムまで得点が生まれず、1-1のドロー決着かに思われたが、チェルシーの18歳メッシーニョが劇的ゴール。左サイドからのクロスに合わせてゴールネットを揺らした。

敗れたリヴァプールはこれで公式戦3連敗。開幕から9月下旬まで順調に白星を積み上げていたが、2-1で敗れたクリスタル・パレス戦から一気に崩れてしまった。

『Sky Sports』では第7節での敗戦をうけて、マンチェスター・ユナイテッドのOBであるギャリー・ネヴィル氏が、リヴァプールの問題点を指摘した。

「(ガクポの得点後)彼らのパフォーマンスには本当にがっかりした」

「簡単にボールを手放しすぎた。ガクポとサラーは無駄なプレイが多く、ヴィルツは最後の15分でボールを奪えるチャンスがあったものの、どう試合に臨めばいいのかわからず、カイセドをマークしていただけ」

「リヴァプールの前線はひどい。サラーはこれまで素晴らしかったが、今日の彼の判断にはいくつかの疑問がある。例えば、彼が中に入ってきてパスを出すべきだとか、もっとうまく味方を生かすべきとか。そして、彼の決定力は低かった」

「イサクは序盤こそ調子がよかったが、そこからが続かなかった。ヴィルツが出場したときはがっかりした。プレイする方法がわかっていない」

今夏の移籍市場ではアレクサンデル・イサク、フロリアン・ヴィルツ、ウーゴ・エキティケを獲得し、前線を強化したリヴァプール。モハメド・サラー等の既存戦力もおり、白星が続くかと思われていたが、まだまだ前線の連携は未熟なようだ。

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