マンUはピッチ内でもピッチ外でも崩壊している!? サー・アレックスの腹心が糾弾「ファーガソンが26年かけて築きあげたものが……」

マンU指揮官ルベン・アモリム Photo/Getty Images

古巣崩壊を嘆く元コーチ

今季も不振にあえぐマンチェスター・ユナイテッド。すでに3敗を喫し14位に沈んでおり、早くもルベン・アモリム監督の解任が噂されている。第6節ブレントフォード戦も2点を先行され、1点を返したものの試合終了間際に失点。1-3と敗れた。

OBなど、かつての黄金期を知る者たちが口々に現状を嘆くなか、サー・アレックス・ファーガソンが監督を務めた時代にアシスタントコーチを務めたレネ・ミューレンスティーン氏もポッドキャスト『the No Tippy Tappy Football Podcast』で口を開いた。「クラブは2つの意味で崩壊している」と同氏は言う。

「ピッチ上では誰もが彼らの崩壊を目の当たりにしている。ブレントフォードは称賛に値する。彼らはゲームプランを立て、それが見事に機能した。マンチェスター・ユナイテッドには、それを覆す能力がまったくない。彼らはその点で破綻している」

「クラブはピッチ外でも崩壊している。私が所属していた、そしてサー・アレックスが築き上げた文化は、素晴らしいものだった。まるで家族のように、皆が一つになっていた。皆が互いを気遣い、大切にされていると感じていた」

同氏はマンUの崩壊は、共同オーナーのジム・ラトクリフ氏にも責任があると考えているようだ。

「オーナーシップ、ジム・ラトクリフの就任、人員削減など、裏で起こっていたすべてのこと。アレックス・ファーガソンが26年かけて築き上げたチーム文化がすべて完全に剥ぎ取られてしまった」

古巣の崩壊を嘆く元コーチ。迷走は続くが、いつかマンUは昔の姿を取り戻せるのだろうか。

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