リベリ、レヴァンドフスキは近づいたが…… 5大リーグではブンデス勢が唯一“21世紀”のバロンドール受賞者無し

バイエルンで活躍したリベリ photo/Getty Images

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最後の受賞は1996年のザマー

注目された今年のバロンドールは、昨季チャンピオンズリーグを制したパリ・サンジェルマンからFWウスマン・デンベレが受賞を果たした。

PSGの選手としては2021年にリオネル・メッシもバロンドールを受賞しているが、メッシはバルセロナ時代からバロンドール争いの常連だった。今回のデンベレの受賞はまた違ったインパクトがあると言えるか。

スペイン『Tribuna』が注目したのは、ブンデスリーガ勢だ。ブンデスリーガでプレイする選手が最後にバロンドールを獲得したのは、1996年のドルトムントDFマティアス・ザマー氏まで遡る。21世紀に入ってからは受賞者が出ていないことになり、欧州5大リーグの中では唯一21世紀の受賞がない。
何度か惜しいチャンスはあり、2013年にはバイエルンFWフランク・リベリが3位、2014年はバイエルンGKマヌエル・ノイアーが3位、2021年にはバイエルンFWロベルト・レヴァンドフスキが2位と近づいた。しかしいずれもメッシ&クリスティアーノ・ロナウドに奪われていて、やや時代が悪かったとも言えるか。リベリとレヴァンドフスキに関しては受賞にふさわしかったとの声もあっただけに、ドイツ勢としては複雑な思いもあるだろう。

同メディアは30年近くバロンドールを受賞していないドイツ勢の流れを誰が断ち切るのかと注目しているが、やはり王者バイエルンの選手が有力だ。リーグ制覇&CL制覇で受賞を手繰り寄せたいところだが、果たして。



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