またもシュート0本のギェケレシュをどう評価する? ファンはアルテタの使い方を批判「守備的なサッカーをするなら、なぜ正統派9番と契約した?」

今夏獲得したストライカーのギェケレシュ Photo/Getty Images

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またしても結果出せず

プレミアリーグ第5節、アーセナルはマンチェスター・シティをホームに迎え、終了間際のガブリエウ・マルティネッリの同点弾により1-1のドローを演じた。

この試合でも先発したFWヴィクトル・ギェケレシュだったが、またも不発に終わった。90分をプレイしたが、タッチ数は24と少なく、パス13本のうち8本が成功したのみ。シュートは1本も打つことができなかった。

アーセナルには合わないのではないかとも言われていたギェケレシュだが、効果的にゲームに入ることはできていなかった。しかしアーセナルのファンたちは、ギェケレシュ本人というよりもミケル・アルテタ監督の使い方に問題があるのではと思っているようだ。『THE Sun』がいくつかの意見を紹介している。
「シーズン中ずっと、ギェケレシュがゴールに背を向けてシュートを打たないのを見続けるとしたら、私は気が狂ってしまう」
「エリートフィニッシャーを獲得したら、彼の強みを活かすように戦術を変えるんだ。既存のチームに合うように彼のプレイスタイルを変えることはできない」
「アルテタはストライカーの使い方を知らない。ギェケレシュをスポルティングに復帰させるべきだ」
「守備的なサッカーをするつもりなら、なぜ正統派の9番と契約したのか?」

しかしチームはギェケレシュにチャンスを供給しようと、ダイレクトに裏を狙うボールを出したりなどのプレイも見せていることは確か。アルテタ監督は同選手について、「ボックス内には素晴らしいボールがたくさんあった。特にシティ戦では彼がほぼ決めそうになったボールが3つあったのを覚えている」「大きなチャンスを作るのは非常に難しいが、彼は間違いなくベストを尽くしてそれをやろうとしているし、我々は彼にもっとチャンスを与えなければならない。それだけだ」と語った。

これまで5試合で3得点、しかしビッグクラブ相手には沈黙してしまうという、評価の難しい選手となっているギェケレシュ。とはいえまだ5試合を消化したにすぎない。スウェーデンの怪物ストライカーが本領を発揮するときが来ることを期待したい。

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