頑固なルベン・アモリム「教皇ですら私の戦術を変えることはできない」 英紙は「なんてことだ!」

結果を求められるアモリム監督 Photo/Getty Images

戦い方を変える気はない

プレミアリーグ4試合を終えてわずか1勝、14位に沈むマンチェスター・ユナイテッド。ルベン・アモリム監督の首が早くも危ないのではと噂になっており、先日行われたというジム・ラトクリフ共同オーナーとの話し合いも話題となった。

就任以来31試合を戦い、31ポイントしか獲得できていないアモリム監督。しかし同指揮官は「私の哲学を貫く」と発言し戦い方を変える気はないと主張していた。オーナーとのミーティングを経たチェルシー戦前の記者会見でも、アモリムは同様に自分のやり方を貫くつもりだとアピールしている。

「いいえ、誰も、教皇でさえもそれを変えることはできません。これは私の仕事であり、私の責任であり、私の人生なのです。ですから、私はこれを変えるつもりはありません」

英『THE Sun』はこれを受け「なんてことだ!」との見出しでこの発言を報じている。アモリムのトレードマークである3バック戦術はあまり効果的であるようには見えず、長年4バックで戦っていたマンUのアイデンディティにも反するものであるにもかかわらず、まったく変える気がないことに驚いているようだ。

アモリム監督はラトクリフオーナーとの会談の内容を尋ねられ、「彼は私に新契約を持ちかけてきたんだ!」と冗談を飛ばしたあとに次のように語っている。

「いえ、普段通りサポートを示すと言ってくれました。彼はこれは長いプロジェクトだと説明していましたし、これまでも何度も言っていました。オマール(・ベラダ)、ジェイソン(・ウィルコックス)、そして彼とは、普段通りのことを話しました」

「進化は起こるでしょうが、良い方向に進んでいく必要があります。もし私がいま変われば、彼らは私を違った目で見るようになるでしょう。私は自分のやり方でやっています」

あくまでもアモリム監督は、自らのやり方を貫き通すつもりのようだ。

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