進退問題に注目集まるマンU指揮官 識者は采配を疑問視 「原因の多くはシステム」

ユナイテッドのルベン・アモリム監督 photo/Getty Images

前節はシティに0-3完敗

20日(現地時間)、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグ第5節でチェルシーと対戦する。現在14位と下位に沈む同クラブにとって、マンチェスター・シティとのダービーマッチに敗れた前節に続いての連敗は許されない。

仮にチェルシーにも敗れることがあれば、指揮官のルベン・アモリム監督の進退問題がより一層クローズアップされるのは確実だろう。元イングランド代表で現在は解説者を務めているアラン・シアラー氏も今週末の試合がアモリム監督にとって分岐点になると予想している。

「彼らはチェルシーとの試合で前節のシティ戦のような負け方をしてはいけない。もしもエンツォ・マレスカのチームに負ければ、私はアモリムのことが心配になる」(イギリスメディア『Betfair』より)

「彼らの状況は早急に改善されなければならない。ユナイテッドは下位にいることが許されないチームなんだ。しかし今まで改善の傾向は見られなかったし、それは移籍市場が閉まった後も変わっていない。流れを変える何かが必要だ。そして状況が良くならないようであれば、その時にサッカー界で何が起きるのかは誰もが知っている」

また、シアラー氏は現在のユナイテッドの不振の原因はアモリム監督が採用し続けている3バックシステムにあると指摘している。

「問題は監督にも選手にもある。しかし、私は原因の多くはシステムとそれを変えようとしない監督にあると考えている。今となっては彼が出て行くか、もしくは必要としている成功を掴むかのどちらかしかないが、状況は非常にネガティブなものに見える」

チェルシー戦は、アモリム監督とチームの今後を左右する非常に重要な一戦となりそうだ。

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