アーセナルがDFサリバとの契約延長交渉を開始 レアル・マドリードへの移籍を断固阻止する方針

アーセナルのウィリアン・サリバ photo/Getty Images

現契約は2027年6月末まで

今年夏にボーンマスからディーン・ハウセンを獲得したレアル・マドリードだが、守備陣の世代交代は依然として彼らの重要課題となっている。そのため、早くも来年の移籍市場での獲得候補者のリストアップを進めていて、リヴァプールのイブラヒマ・コナテやバイエルン・ミュンヘンのダヨ・ウパメカノの名前が取り沙汰されている。

アーセナルのウィリアン・サリバも有力な獲得候補の一人とされている。抜群の身体能力と足元の高い技術を併せ持つサリバは、2019年1月にサンテティエンヌからアーセナルに加入し、これまで公式戦137試合に出場。24歳にしてプレミアリーグ最高のセンターバックの一人に数えられている。このサリバが加われば、レアルは守備だけでなく攻撃の構築部分においても飛躍的な改善を遂げることができるだろう。

もっとも、アーセナルにとってもサリバは必要不可欠な存在であり、彼を簡単に手放すつもりはないようだ。フランスメディア『Foot Mercato』によれば、サリバとは2027年6月末まで契約が残っているものの、アーセナルは既に同選手と契約延長に向けた交渉を開始したという。交渉は長期化が予想されているが、アーセナル首脳陣はサリバとの契約延長に自信を持っているとも同メディアは伝えている。

ヴィクトル・ギェケレシュ、マルティン・スビメンディ、エベレチ・エゼをはじめ今年夏の移籍市場で8選手もの補強に動いたアーセナルだが、サリバとの契約延長に成功すれば、それは彼ら新戦力の獲得に優るとも劣らない大きな成果となるだろう。

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