2026W杯アフリカ予選“6試合で1勝のみ”と大苦戦 ナイジェリアが迎える勝負の9月「誰がゴールを決めようが関係ない。とにかく勝ちたい」

ナイジェリアは予選で苦戦を強いられている photo/Getty Images

今月は上位陣との直接対決がある

2026ワールドカップは出場国が48に拡大し、それに伴いアフリカの出場枠も9.5に増加。強豪国が順当に出場を決めていくかと思いきや、グループCで追い詰められているのがナイジェリア代表だ。

ナイジェリアはアフリカを代表する強豪の一角だが、ここまで6試合を消化して1勝しか挙げられていない。1勝4分1敗で勝ち点7となっており、首位の南アフリカとは6ポイント差、2位のルワンダと3位ベナンとは1ポイント差となっている。

ナイジェリアは6日にルワンダ、9日には南アフリカと対戦する予定となっており、今月の2試合は極めて重要だ。召集メンバーに入っているパリFC所属FWモーゼズ・サイモンは、どんな形でもいいから勝ち点3が欲しいと意気込みを語っている。

「とにかく勝たないといけない。言い訳はできない。誰がゴールを決めようが関係ない。とにかく勝ちたいんだ。勝利のためなら、どんどん進言してほしいと思う。監督が選んだメンバーよりも自分の方が結果を残せると思うなら、言ってほしい。5ゴール決められると感じるなら、主張してほしい」

「僕たちには出場できるだけの力があると思っているし、自信はある。メンタル的にも最高潮だ。W杯に行くという信念と夢がある。チームとしても準備万端だと思うし、若手選手たちを励ますためにも全員で力を合わせないと。このチャンスを逃すわけにはいかない。必ずやり遂げないと」(『ESPN』より)。

ナイジェリアはこの1年だけで3人も監督が交代しており、今年1月からはエリック・シェルが引き継いでいる。万全の状態からは程遠いが、フラムDFカルバン・バッシーやノッティンガム・フォレストDFオラ・アイナ、フラムMFアレックス・イウォビ、アタランタFWアデモラ・ルックマン、ガラタサライFWヴィクター・オシムヘンら今回のメンバーにも実力者はいる。

本来の力を発揮すれば南アフリカにも勝てるはずだが、ナイジェリアは勝負の9月シリーズを乗り越えられるか。

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